はいどうも!
こんにちは!
小野です!
小野スタイルです!
心理カウンセラーをしております。
そして、シェアハウスの運営もしております。
「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」と言ったのは
心理学者であり精神科医のアルフレッド・アドラーです。
ここ数年間めちゃ売れ続けている岸見一郎先生の著書「嫌われる勇気」の続編、
「幸せになる勇気」から僕の中で感銘を受けた
「問題行動の5段階」について書いていこうと思います。
もう読んでいて震えました。
この人はどうしてこんな性格なのか?
この人はどうしてこういう言い方しかできないのか?
あるいは、
僕はどうしてこういう考え方をしてしまうのか?
どういった点にアプローチしていけばこの心の苦しさが穏やかになるのか?
という部分に関してヒントをつかめる内容になっています。
小野スタイルの超訳ですので、
解釈が違う部分があるかもしれません。
何かあったら言ってください。
平謝りして修正します!
すぐ謝りますよー(^^)

なぜ「人間の悩みは全て対人関係の悩み」なのか?
なぜだと思いますか?
90秒考えてみてください。
・
・
・
3
2
1
はい。時間です。
「勤務している会社に、本当に感じの悪い上司がいて話しかけるのも嫌!」
これはわかりやすく人間関係の悩みです。
では、こちらはいかがですか?
「最近のガンプラ(ガンダムのプラモデル)はクオリティが低いぞなもし!
もっとポージングを決めるためには可動域を広く取らないといけないぞなもし!」
一見(?)人間関係と言うよりガンダム関係の悩みのような気がしますが、
突き詰めるとプラモデルを設計している造形師さんは人間で
カンダムも人間が作った作品で
つまりこの世界にこの悩みの主以外誰もいなければこういった悩みも存在しないんですね。
ここでアドラーが何をいいたいかと言うと
人にとって、「人間関係」の中で生きるということは、
それほど大切なことである。ということです。
そしてここまで来てようやく話せるのが
問題行動の5段階です。
問題行動の5段階
人は、在籍しているコミュニティの中に居場所を求めています。
家族の中でも、友人の中でも、会社でも「自分の居場所が欲しい」「ココに居ると認識して欲しい」と本能的に願っているのです。
なので存在を否定されること(無視されること)は、本当に精神的に辛いものになります。
そこで起こすのが問題行動です。
問題行動とは、人間関係に支障をきたす関わり方のことをを言います。
子供の頃からの行動のクセですが、個人でしっかり課題を認識しきし、
改善策を立て行動していけば必ずマイルドになっていきますよ。
それでは内容に入っていきます。
あなたに当てはまる部分はないかチェックしてくださいね。
【1段階】称賛欲求 「わたしをほめてくれ」
親や先生に向けいい子を演じる。
上司や先輩に向けてやる気や従順さをアピールする。
そして褒めてもらうことにより、コミュニティの中で優位な地位に立とうとする。
反面褒めてもらえないと不平不満を漏らす。
褒めてもらえる行動だけをして、その他のことは全くしない人間になってしまう。
【2段階】注目喚起 「ほめられなくてもいいから、とにかく目立ってやろう」
いいことをしたのに褒められない。褒められることをやり遂げる根気が足りない。
だからとにかく目立ってやろうと思う。
称賛欲求のような正攻法では地位を掴むことができないので、あらゆる手を使って目立とうとする。
忘れ物やいたずらや学力の低下という形も注目喚起の中の一部。
【3段階】反抗 「反発と挑戦を繰り返し、勝つことで自分の力を誇示しようとする」
親や先生を罵ったり、癇癪を起こしたり、暴れたり、万引きしたり
「不従順」によって存在をアピールする。
【4段階】復讐 「わたしを認めてくれなかった、あなたに復讐します」
今まで認めてほしかった相手(親・先生)から憎しみを得ようとします。
憎悪という感情を通して私に注目してくれと思うようになり、ひたすら「相手が嫌がること」を繰り返します。
ストーカー行為は、典型的な復讐行動。自傷行為やひきこもりもアドラー心理学では復讐の一環。
【5段階】無能の証明 「これ以上わたしに期待しないでくれ」
コミュニティの中で1段階から4段階、いろいろ試したがうまくいかない。
人生に絶望し、自分のことを心底嫌いになり、自分には何も解決できないと信じ込むようになる。
これ以上の絶望を経験しないため、課題から逃げ回るようになる。
チャレンジして失敗するくらいなら、最初からチャレンジしないほうがいい。
この段階に至った場合専門家の援助が必要になることも。
以上が問題行動の5段階です。
いかがでしたか?
当てはまっている部分がありましたか?

小野スタイルの問題行動
もう本当に興味ないと思うのですが、
この5段階を本で読んだときに
「ぜ、全部やっている!」と思ったんです。
会社で上司に気に入られたいから、自分の意見を殺し。
仲間の中で目立ちたいから大胆な下ネタを言い。
子供のときは癇癪をおこしたり、
ストーカーはしてないかもだけど、
あ、あえて言うなら中学生くらいのころ好きな子の家のそばに自転車で行って奇跡的な出会いを演出する活動(結局出会えず未遂)はしたし、
5段階目の「無能の証明」に関してはかなり長く重点的にやらせていただきました。
それはもう積極的に「自分には1円の価値もない」と無能の証明をさせていただきました!
今思えばですが、わりと苦しんだなって思います。
あのときは自分を責めるのが当たり前だったし、
落ち込んだら長く続くのが当たり前だったので、
こんなに世界がカラフルだとは気付きもしなかったです。
でも、そこまで自分を痛めつけてまで僕が言いたかったことは何か。
アドラー流で言うと
それは「僕はここにいてもいいですか?愛してくれますか?」という質問で
それに対して「どんなあなたでもここに居ていいんですよ」という回答が求めていたということになります。
安心していられる場所をがあれば、
条件無しで愛される環境があれば
対人関係に問題行動を持ち込まずに済むということです。
でも、なかなか完璧な環境なんてないですよね。
過去の受けた心の傷について、「親のせいだ!」などと復讐をしたいと心から願っても呪っても残念なことになかなか報われないのが現実です。
どうか、さんざん嘆いたあとは
自分がどうしたら幸せになれるのか
どうしたら考え方が変わるのか、
それに集中していきませんか?
もし、一人で苦しんでいるようならお気軽に連絡をください。
だから僕は、安心していられる場所を作りたい
僕は埼玉県川口市でシェアハウスを2軒運営してます。
本当にみんなのおかげで7年間運営をしているのですが
できる限り「住んでいる人の実家のようでありたい」と思い運営してきました。

ありがとう・ごめんなさい。
いってきます・いってらっしゃい
ただいま・おかえり
おはよう・おやすみ
これらの声と
思いやりがあればどうにか成り立つもんだと知りました。
僕自身も、このシェアハウスがあるおかげで乗り越えた課題がとても多かったと思っています。
・人との関わりにおいてぎこちなさがなくなりました。
なくなりすぎてだいぶオリジナリティあふれる形になりました。
・触れ合う時間があればどんな人とも仲良くなれると思いました。
・お土産を買って帰ったときのみんなの笑顔や
誕生日を祝ったときの笑顔を見ることで分け合う喜びを知るようになりました。
・掃除など自分からやりだせばその背中を見てみんなが動いてくれると知りました。
お願いするのではなく自ら動くことが大切だと知りました。
そして、住んでいる仲間もどんどん成長しています。
安心して住める家があるから、
人は挑戦ができるのだと思います。
住んでいるメンバー同士の関わりの中で
心が成長し、社会に挑戦できる。
僕が心理カウンセラーだからこんな感じのシェアハウスができたんだなって思っています。
だからこそ7年も運営を継続できているんだなと思います。
これからは本格的に「心理カウンセラーのいるシェアハウス」を日本に増やしていこうと思います。
興味のある方、ぜひメッセージをください。